これができたらもう初心者卒業 手役を上手く選んでアガろう その6
こんにちは、izawaです。
今回からタンヤオのアガリについての解説をします。
まず、タンヤオが麻雀というゲームでとても優遇されていることについて解説します。
タンヤオは役牌の次にアガリやすい役です。
なぜなら、
使える牌の種類が34種類中21種類あり、
メンツがシュンツでもコーツでもよいという、
他の鳴き仕掛けが出来る手役に比べて非常に難易度が低いです。
例えば、三色はマンズ、ピンズ、ソウズの全ての数牌が使えますが、
3つのシュンツの形がガッチリ制限されています。
他の手役もタンヤオとは比較にならないぐらいメンツの制限があります。
そして、
タンヤオは1翻役です。
鳴いても食い下がる事無く1翻役です 。
当たり前の事実ですよね 😛
でも、
これが凄く優遇されていることに気付いてもらいます。
ピンフは鳴いては成立しません。
面前清自摸も鳴いては成立しません。
一盃口も鳴いては成立しません。
リーチも鳴いては成立しません。
槍槓やハイテイや嶺上開花は鳴いても成立しますが、
それらは狙ってアガるという役ではありません。
偶然の産物です。
鳴いても成立する1翻役は役牌とタンヤオだけです。
麻雀はテンパイスピードを上げるためには鳴くのが
とても効果的です。
当然です。
面前で手を進めるのは、
1巡に1回のツモだけが頼りです。
対して、
鳴いて手を進められれば、
ポンなら他家3人の捨て牌が有効でコーツが出来ます。
チーなら上家の捨て牌が有効でシュンツが出来ます。
上手に鳴くことができれば、
8巡以内のアガリとか珍しくありません。
この「あっさりアガる」
のが上手くなればアガリトップのときに
トップが取れる確率が上がります。
役牌とタンヤオが上手くアガれるようになればそれが可能です。
これは、麻雀で勝つためにとても有効なスキルです。
ぜひ役牌に引き続き、
タンヤオをマスターしましょう。
では、どのような場合にタンヤオを狙うといいのか解説します。
例としては、
ドラ
こんな手牌、
一見、タンヤオは遠そうですが、
が上家から出れば鳴きます。
チー
こう、
あまり形が良くありませんが、
がチー出来るのは、
面前で手を進めるより、
心強いです。
ちなみに、
上の手牌でチーしていいのは、
だけでなく、
もチーしていいです。
チー
こう、
チーより劣りますが、
この後、
辺りを引けば、
タンヤオとしてまとまってきます。
チー
こんな感じ、
どうですか、
一番上の手牌が配牌だとして、
4巡目でこうなれば、
何とかアガれそうではありませんか?
もちろん、
この形になれば、
のチーが出来て、
益々テンパイスピードが早くなりそうです。
上の手牌は面前で手を進めるとかなりテンパイスピードが遅く、
他家から先制リーチをかけられて降ろされる羽目になりそうです。
そうなる前に、
先にこちらが攻撃態勢であることを他家に示しプレッシャーを与えつつ、
手を進めるのが強い打ち手です。
もう一つ例を挙げます。
ドラ
これは、私の実戦での手牌です。
ここで、
上家からが出ました。
私はこれを鳴きませんでした。
トップ目親番だから、
当然鳴くべきです。
チー
こう、
ただし、ここからをポンすると、
ドラのか
を切らないとテンパイできません。
そして、チーで
のテンパイ出来る牌が下家に流れるのがイヤで、
スルーしてしまいました。
しかも2回も。
この局は結果的にアガれませんでした。
今考えると鳴くべきだったと思います。
喰いタンの良いところは、
手牌の愚形を鳴きで解消できることです。
その辺りを意識して、
存分に喰いタンを活用しましょう 🙂
それでは、今回はこの辺で 😛
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